有明海の再生を科学的に考える

日本ベントス学会自然環境保全委員会の公開シンポジウムを開催します

日本ベントス学会環境保全委員会主催
公開シンポジウム
「有明海の再生を科学的に考える〜豊穣の海を取り戻すために」

 
 日時:2023年11月4日(土)11:00〜16:30
会場:浅草橋ヒューリックカンファレンス Room 4
      〒111-0053 東京都台東区浅草橋1-22-16ヒューリック浅草橋ビル 3F
     https://hulic-hall.com/

●参加費:無料

●参加申し込み
・オンライン参加登録フォーム https://bit.ly/3Ln5lPq
【定員100名】Zoom参加をご希望の方はこちらからご登録ください

・会場参加登録フォーム https://forms.gle/kqjsFo6sVa2BpN6Z8
【定員50名】会場参加は事前登録なしでも受け付けますが、
準備の都合上、できるだけ登録をお願いします。

●開催趣旨
「豊穣の海」と呼ばれた有明海が、いま大きな危機に直面しています。 特に有明海奥部では、赤潮と貧酸素水塊の頻発で海底に生息する底生動物(ベントス)が死滅し、それを食料とする魚介類も大幅に減少することで、深刻な漁業不振と生物多様性の衰退を引き起こしています。日本ベントス学会自然環境保全委員会は、本年3月31日に農林水産大臣へ要望書を提出し、最近の研究成果を基に有明海再生を実現するための話し合いを求めました。今回の公開シンポジウムでは、第一部で有明海の現状と日本ベントス学会のこれまでの取り組みを説明します。第二部では、有明海の環境変化とベントス群集に関するこれまでの研究を紹介します。総合討論では、有明海の再生を実現するために私たちは何をすべきなのかを考えます。開催形式は、対面とZoom配信のハイブリッドですので、一般の方のご参加を広く募集します。

●プログラム
会長挨拶 山本智子(日本ベントス学会会長)

第一部 開催趣旨説明と有明海再生の取り組み

昼休み 会場で記録映画の上映
「苦渋の海 有明海 1988-2016」(イワプロ)

第二部 日本ベントス学会会員による研究報告
佐藤正典「有明海の生物多様性:有明海だけに生き残っている特産種について」
堤 裕昭「有明海の潮流と生態系との関係」
高橋 徹「諫早湾干拓調整池の問題点」
佐藤慎一「有明海奥部のベントス群集の経年変化」

総合討論 「有明海の再生を科学的に考える」

閉会挨拶 木村妙子(日本ベントス学会自然環境保全委員会委員長)

●主 催:日本ベントス学会自然環境保全委員会

●お問い合わせ先
Eメール benthos.sympo20231104(あっと)gmail.com
 
☆会場は浅草橋駅徒歩1分〜2分と交通の便はとても良い場所ですが, 連休の中日ということで混雑しそうですので, 対面での参加の方は,交通や宿の早めの予約をおすすめします。 
 
☆多くの方々のご参加をお待ちしております!